長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-史跡 |
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内容 | 城跡 |
指定年月日 | 平成 27/04/01 |
時代区分 | 室町時代 |
年代 | 康正年間-1587年(天正15) |
作者 | |
所在地 | 千曲市桑原字城 |
寸法・材質・形状 | 約35,000平方メートル |
概要解説 | 康正年間(1455-1457)の築城とされている。山麓に根小屋を置いた豪族居館型山城で、16世紀中期以降に軍事的改修がおこなわれ、縄張が複雑になり、石垣積や堀切など大補強がなされた、織豊期(1568-1603)の典型的な山城である。天正10年(1582)の武田氏滅亡、織田信長の自刃に際し、上杉景勝は桑原郷を占拠。小笠原貞慶軍による猿が番場峠や一本松峠への放火など、小笠原軍と上杉軍との戦闘が天正11-12年(1583-1584)にかけて激化する中、景勝により小坂城が軍事的に補強され、その間の繋ぎの城として稲荷山城が築城(天正12年(1584)正月-5月17日の間)される。天正14年(1586)、豊臣秀吉により関東奥州諸大名へ戦闘停止命令が下され、翌天正15年(1587)には小坂城は廃城となる。 |
交通案内 | JR篠ノ井線稲荷山駅から車で15分・徒歩20分、上信越自動車道更埴ICから車で20分・徒歩20分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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