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史跡

伝承の地 菖蒲沢に伝わる御射山道 デンショウノチ ショウブザワニツタワルミサヤマミチ 

指定区分・種別村-指定-史跡
内容その他祭祀信仰に関する遺跡
指定年月日平成 26/10/08
時代区分
年代中世
作者
所在地諏訪郡原村10877-1
寸法・材質・形状幅(推定)3m、長さ(推定)70m
概要解説地名を原山と称するこの地方は、北は柳川、南は宮川を境とし、中世より諏訪明神上社のお狩り神事を行う祭場として神野と呼ばれ、一般の人々は容易に近づけない神聖な地域であった。御射山道は諏訪明神上社から御射山社に至る最古最短距離の参詣道であり、諏訪明神の生き神様とも称される大祝一行がお通りになった古道で、ここに石祠2基と共に現存し、神幸道とも呼ばれている。一行は「祓の宮(オンパレー)」で禊をし、お祓いの後、神域に入られたことが伝承されてる。お祓いの沢だから「ハレン沢」と言い継がれ、御射山道祭りの祭礼は現在に至るもなお続いている。当時の石祠2基が現存しているが、銘等の刻みは何もない。指定は道と石祠を含めている。
交通案内中央自動車道諏訪南ICから車で10分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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