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有形文化財

飯田古墳群馬匹関連遺物 イイダコフングンバヒツカンレンイブツ 24点

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容考古資料
指定年月日平成 26/12/15
時代区分古墳時代
年代古墳時代(5世紀中頃-後半)
作者
所在地飯田市上川路1004-1(飯田市考古資料館)
寸法・材質・形状
概要解説飯田地域における5世紀中頃以降の馬匹文化の受容を証明するものであり、飯田古墳群の出現の背景を語る上で重要な価値を有するものである。全国的にも類例の少ない馬の埋葬に伴う事例というだけではなく、当時の日本における馬匹文化の受容の実態を示す資料として重要である。また、飯田地域に馬匹文化がもたらされた初期の段階から定着するまでの様相を示すものであることから、馬を介したヤマト王権との密接な結びつきが、5世紀後半以降に前方後円墳の築造が増加する契機となっていることを示す。さらに、当時の馬は内陸交通の輸送手段としても重要視されていることから、飯田地域が馬の生産管理を担い、交通・運輸網の発達に寄与したことをうかがい知ることができる資料としても重要である。
交通案内JR飯田線時又駅から徒歩20分、中央自動車道飯田ICから車で20分、三遠南信自動車道天龍峡ICから車で10分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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