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無形民俗文化財

上波田の御柱 カミハタノオンバシラ 

指定区分・種別市-指定-無形民俗文化財
内容年中行事(無形民俗)
指定年月日平成 26/12/26
時代区分時代区分なし
年代
作者
所在地松本市波田13区町会及び14区町会
寸法・材質・形状
概要解説上波田の御柱は、正月にオンベを切り、柱に飾って立て、何日かして柱を倒した後にオンベを配るという男子小学生を中心とした行事である。かつては1月14日に立て、20日に倒した小正月の行事であったが、現在は3丁場(上丁・中丁・下丁)の申し合わせで、1月5日頃に立て、成人の日(1月の第2月曜日)頃に倒す。オンベを切ること、また柱を立てたり倒したりすることは大人も手伝うが、この時、子どもたちが「オンベキリニキテオクリヤーイ」「オンバシラタテニキテオクリヤーイ」などと丁場を呼び歩くことから、子どもが主体の行事であることがわかる。柱に飾るツクリモノは、オンベとヤナギと呼ばれるもののほか、シンボクとカンノミズと呼ばれる大きな御幣があり、その数や作り方は丁場によって異なる。これらのツクリモノは、柱を倒してから丁場に配り、その後周辺の集落に売り歩く。売り上げは子どもたちで分配する。
交通案内アルピコ交通渕東駅から徒歩10-20分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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