長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 町-指定-有形文化財 |
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内容 | 彫刻 |
指定年月日 | 平成 24/12/20 |
時代区分 | 平安時代 |
年代 | 平安後期 |
作者 | |
所在地 | 上伊那郡辰野町伊那富9700(薬王寺) |
寸法・材質・形状 | 菩薩像-像高55.3cm、桧材、彩色 象-像高55.8cm、桧材、寄木造、彩色、四肢は後補 |
概要解説 | 薬王寺は、鎌倉時代に開基といわれる寺院である。数度の火災によって史料は焼失してしまっている為、伝来は不詳。薬王寺の創建に関わる仏像と考えられる。開口する正面向きの象に、蓮華座を乗せ、その上に菩薩が乗る。頭部から体幹部は一材で制作され、内刳りはされていない。両脚部は一材製で、内刳りがみられる。なお両肩以下は明治以降の後捕であり、彩色もその頃行われた可能性が高いものの、補修箇所の内面には、往時の丹精な姿を留めている。 |
交通案内 | 中央自動車道伊北ICから車で10分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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