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天然記念物

高顕寺の桜 コウケンジノサクラ 2本

指定区分・種別市-指定-天然記念物
内容植物
指定年月日平成 23/03/31
時代区分時代区分なし
年代
作者
所在地須坂市仁礼字大狭873-ハ・876-イ
寸法・材質・形状境内の桜-種名エドヒガン、幹周5.7m、樹高13m、樹冠19m 山麓の桜-種名シダレザクラ、幹周2.4m、樹高14m、樹冠17.2m
概要解説 慈眼院妙徳山高顕寺は、奈良時代の僧侶である行基による開基と伝えられ、創建は1260年ほど前にさかのぼるという。住職は代々大谷不動の別当職を務める。また本尊は観音菩薩で、信濃観音霊場札所、北信濃十三仏霊場札所にあてられる。境内にある桜はエドヒガンで、「延命地蔵堂の桜(アズマヒガンザクラ、別名エドヒガン)」に匹敵する古木であり、寺伝では樹齢500年にもおよぶという。根元に一部空洞があるが、樹勢は良好であり、市内随一の古刹の歴史を物語る樹として貴重である。山麓の桜は、境内の前山にあるシダレザクラで、推定樹齢300年、境内のエドヒガンと枝先を接し桜の季節には共に咲き競い境内を彩る。両樹ともに、仁礼の歴史を語る貴重な文化財である。
交通案内長野電鉄長野線須坂駅から車で17分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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