長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 村-指定-有形文化財 |
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内容 | 土木建造物(橋梁・隧道トンネル・堰堤ダム・堤防等) |
指定年月日 | 平成 23/10/06 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 1750年(寛延3)-1808年(文化5) |
作者 | |
所在地 | 上伊那郡中川村片桐田島地先 |
寸法・材質・形状 | 幅(天端)4.5-5m、延長約40m |
概要解説 | 理兵衛堤防は度重なる天竜川の氾濫から田島地域の田畑を守ろうと、江戸時代中期寛延3年(1750)から文化5年(1808)にかけて松村理兵衛忠欣・常邑・忠良三代にわたって築かれたものである。この時代の堤防としてほぼ完全な形で残っているものは天竜川水系はもとより、全国的にも例がなく、非常に貴重な歴史的構造物である。また、灌漑用水路についても、これほど大規模で完全な形で残っている例は他になく、農業土木の観点からも非常に貴重である。理兵衛堤防は天竜川内に広範囲にわたり存在するが、堤防横に移築復元された約40mの部分のみを構造物として指定した。 |
交通案内 | 中央自動車道松川ICから車で15分、中央自動車道駒ヶ根ICから車で25分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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