長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 村-指定-史跡 |
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内容 | その他祭祀信仰に関する遺跡 |
指定年月日 | 平成 23/07/26 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 江戸末期-明治時代 |
作者 | |
所在地 | 東筑摩郡筑北村乱橋 |
寸法・材質・形状 | |
概要解説 | 隆明は、文化6年(1809)に武蔵国多摩郡に生まれ、初め高尾山で修行し、後に日本全国の霊地霊山を訪ね、とくに御嶽を道場とする修行によって神通力を得たとされる。40歳代で本城の乱橋、西条の村堺地である鷹巣山の岩穴を修行地として定住する。村人からは「お茶坊さま」と呼ばれ、何処の家と言わず気軽に立ち寄ってお茶を飲んだり、飲み水のない家に湧水地を教えたりして、土地の人達に親しまれていた。乱橋、西条、東条の御嶽信者による法隆講を結成し、毎年先達として登山している他に、各部落の先達の育成にも努めていたようである。明治19年(1886)に没し、77年の生涯を閉じた。死後、遺言により修行地に埋葬し、石碑が建っている。また、近くに修行していたとされる岩穴も残されている。 |
交通案内 | 長野自動車道麻績ICから車で10分徒歩40分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。