長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-天然記念物 |
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内容 | 植物 |
指定年月日 | 平成 23/04/07 |
時代区分 | 時代区分なし |
年代 | |
作者 | |
所在地 | 千曲市戸倉1990-3 |
寸法・材質・形状 | 幹囲2.4m |
概要解説 | 『水上布奈山神社社誌』(1984)には、「大正13年12月の境内立木樹数調帳によると、立木数51本、内目通り周囲6尺以上の大木10本、総て大木は檪(くぬぎ)で、最大の木7尺3寸」と記載されている。柳沢和恵氏による『幾山河』(1981)では、「(水上布奈山神社)境内にめずらしく檪を育て、非常の場合に千曲川堤防上の木流しの資材にし-----。秋風の吹く頃、朝早く子供はドングリを拾った。これが戸倉の山の檪の母樹となった」。同、続編(1994)に「ドングリ(地方名 スダンポ)を畑に植え、2年後の春に山へ移す」とある。水上布奈山神社のクヌギは、かつて境内に群生していた名残りである。どんぐりを拾って近隣の山々に植樹した母樹となるなど、地域の人びとの生活に密着してきた名木である。 |
交通案内 | しなの鉄道戸倉駅から徒歩5分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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