長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-有形文化財 |
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内容 | 書跡・典籍・古文書 |
指定年月日 | 平成 24/02/29 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 江戸後期-明治時代 |
作者 | 中澤 吉右衛門、中澤 吉四郎 |
所在地 | 須坂市須坂812-2(須坂市旧上高井郡役所) |
寸法・材質・形状 | |
概要解説 | 中澤吉四郎は、明治8年(1875)に長野県から須坂の副戸長を命じられ、以後同12年(1879)には戸長、22年(1889)町村制施行により初代須坂町長に就任し、途中4年間を除き44年(1911)まで前後30年近く町政の要職を担った。また父吉右衛門も幕末には須坂の名主を務めた。須坂は明治22年(1889)戸長役場が火災になり行政文書を焼失した。一部に焼け焦げた文書もあり、この際のものと思われる。史料は2,649点を数えるが、1800年代中葉から明治45年(1912)くらいまでのものがある。とくに行政文書は、吉右衛門・吉四郎に関する文書のうち吉右衛門の町役人関係史料111点を加えると1,485点にのぼり、須坂町の幕末から明治にかけての近代化過程を研究するには欠かせない文献史料である。 |
交通案内 | 長野電鉄須坂駅から車で5分、上信越自動車道須坂長野東ICから車で10分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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