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有形文化財

下社副祝職宛行状 シモシャソエノホウリシキアテガイジョウ 1点

指定区分・種別町-指定-有形文化財
内容歴史資料
指定年月日平成 23/01/15
時代区分安土桃山時代
年代1583年(天正11)8月7日
作者諏訪 頼忠
所在地諏訪郡下諏訪町西高木10616-111(下諏訪町立諏訪湖博物館・赤彦記念館)
寸法・材質・形状横約37cm、縦約30cm、和紙折状
概要解説古代から諏訪地方には、現人神として地域を支配する「大祝」が存在した。中世、武田氏が支配。その後、織田氏の勢力が及んでいた諏訪地方は、天正10年(1582)6月2日、本能寺の変で織田信長死去により、諏訪氏が領主に復活。大祝である諏訪頼忠は、翌年天正11年(1583)、下社金刺氏滅亡後、下社に大祝に次ぐ五官の一つ「副祝」の要職を任命した。この文書は、諏訪地方の織田氏追放後、下社の統治者が不在の中で、諏訪頼忠が実質的に下社を統治したことがうかがえる貴重な資料。
交通案内JR中央東線下諏訪駅から徒歩25分、長野自動車道岡谷IC・中央自動車道諏訪ICから車で20分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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