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県宝

社宮司遺跡出土木造六角宝幢 シャグウジイセキシュツドモクゾウロッカクホウドウ 1基

指定区分・種別県-指定-県宝
内容考古資料
指定年月日平成 23/03/28
時代区分平安時代
年代平安時代
作者
所在地千曲市屋代260-6(長野県立歴史館)
寸法・材質・形状擬宝珠1点、笠1点、蕨手5点、風鐸4点、風招5点、幢身1点
概要解説平安時代の木造六角宝幢と推測される木製仏塔の出土例は全国でこれまで類例がない。また、宝珠と請花・露盤・伏鉢の四つの構成要素をもった擬宝珠・笠・蕨手・風鐸・風招という装飾部を木製でつくった天蓋部分は、考古遺物の枠をこえて美術工芸としても貴重な資料である。さらに幢身に残された仏像群の画像と連珠文と宝相花唐草文からなる仏教絵画は、平安期の地方での仏教美術の受容状態を示す全国はじめての事例としてきわめて資料的価値が高い。
交通案内しなの鉄道屋代駅から徒歩25分、長野自動車道更埴ICから車で5分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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