長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-無形民俗文化財 |
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内容 | 芸能(無形民俗) |
指定年月日 | 平成 22/03/26 |
時代区分 | 時代区分なし |
年代 | |
作者 | |
所在地 | 安曇野市明科東川手914 |
寸法・材質・形状 | |
概要解説 | 古くから潮神明宮の祭りは近郷で最大といわれる祭りで、ローソク祭り、夜通し祭り、行列祭りなどとも言われ、その賑わいは大変なものであった。舞台(おふりょ)と人形(でく)を飾り付けた柴舟2雙(昭和48年頃3雙)が夜はローソクを赤々と灯し、笛、太鼓、囃し立て曳行する。参道には角燈篭に火が灯され、境内内外には露店が並び、子どもたちも黒山のごとく集まった。また、200m余に続く絵巻物風のお練り行列や、柴舟の激しい曳行など、壮観であった。戦後しばらくは特に人的な問題があり、祭り活動には頓挫するものがあったが、新たに祭典保存会が結成され、規模は縮小されたとはいっても昔からの伝統を大切にし、特に柴舟2雙の曳行や人形飾りには力が入り、一集落としては他に追随を許さない飾り物であり、一層祭りを盛り上げて内外の評判には非常に高いものがある。また、お練行列は簡略化され、形は変わるが、夜は提燈、昼は華やかな三階(さんがい)やのぼりが数十本風になびき賑やかな祭りとなっている。最後、境内外周を3周するなど近在に見られない活動として昔からの伝統を大切にしている。 |
交通案内 | JR篠ノ井線明科駅から車で5分、長野自動車道安曇野ICから車で20分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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