信州の文化財を探すSEARCH

有形文化財

明阿上人坐像 ミョウアショウニンザゾウ 1躯

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容彫刻
指定年月日平成 21/12/22
時代区分江戸時代
年代1726年(享保11)
作者
所在地松本市丸の内4-1(松本市立博物館)
寸法・材質・形状像高68.0cm、寄木造、桧材
概要解説念来寺第六世、明阿上人の坐像。肉厚で重量感のある肖像である。法衣に袈裟をまとい、印相は説法の形をとる。頭部は比丘形(声聞形)で、頭布をまとう。右手を軽く握って胸の前に置き、左手は数珠を握る形で腿の上に置く。下半身に力がこもり、膝張り、膝高、膝奥とも強く、安定感がある。それに比して、上半身はやや引き締まり、特に顔は細面の長顔で、頬がくぼみ、正眼で厳しさの中に、慈悲相を漂わす。
交通案内JR篠ノ井線松本駅から徒歩15分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

写真をクリックすると拡大画像がご覧いただけます