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重要文化財

坂戸橋 サカドバシ 1基

指定区分・種別国-指定-重要文化財
内容土木建造物(橋梁・隧道トンネル・堰堤ダム・堤防等)
指定年月日令和 2/12/23
時代区分昭和時代
年代1933年(昭和8)
作者
所在地上伊那郡中川村大草・片桐
寸法・材質・形状橋長77.9m、幅員6.0m、鉄筋コンクリート造単アーチ橋
概要解説2つのアルプスを望む、天竜川上流域にかかる鉄筋コンクリート造の道路橋。山間部の道路改良を推進した長野県を事業主体として、長野県内務部土木課の設計、直営工事により、昭和7年(1932)11月に竣工。完成時、それまでの支間長を大幅に更新する70mという規模は日本一。また、現存する戦前の道路橋としては国内最大の規模を誇り、昭和前期における我が国道路橋建設の技術的達成度を示すものとして貴重。 部材の接合部を曲面状になめらかに仕上げ、アーチリブ隅部には面取りを施し、床版張出部に持送りを付けるなど、細部の美観にも配慮したつくりである。親柱、高欄等も原形をとどめ、今も地域の交通を支え続けている。
交通案内中央自動車道松川ICから車で30分、JR飯田線七久保駅から車で15分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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