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有形文化財

正法寺多層塔 ショウボウジタソウトウ 1基

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容石造文化財
指定年月日平成 10/12/28
時代区分鎌倉時代
年代鎌倉時代
作者
所在地佐久市根々井622
寸法・材質・形状総高306.0cm、五層(現状は四層、第五層目は五輪塔火輪部2基を重ねる)、輝石安山岩(浅間焼石)
概要解説本塔は根井行親の妻が異郷の地に戦死した夫の供養のために建立したものと伝えられるもので、笠部の軒が厚く二重の切り込みを設けすい部を示している。また、軒反りは中央部がほとんど平行で、軒端に向かってゆっくりとはねあげ、軒端でわずかにその反りを強めている。全体に安定感があり、鎌倉時代の造立様式を今日に伝える遺例で信州には数少ない層塔の一つとして大変貴重である。
交通案内JR佐久平駅から車で15分、上信越自動車道佐久ICから車で20分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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