長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-有形文化財 |
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内容 | 絵画 |
指定年月日 | 平成 20/12/22 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 1842年(天保13) |
作者 | 北鵞齋 弘探 |
所在地 | 松本市保福寺町142-2 |
寸法・材質・形状 | 縦136.0cm、横103.5cm、紙本、彩色、軸装 |
概要解説 | 箱蓋裏墨書によれば、天保13年(1842)弘探の筆によるという。本涅槃図の図様は、中央の宝座に横たわる釈迦が、右腋を下に足を重ね禅定に入った姿で描かれている。宝座の左右に描かれている沙羅双樹は、時ならぬ花を咲かせ、釈迦の入滅を供養するかのように散華し、また天の曼荼羅華、栴檀香もその入滅を悼み降り注ぐ。涅槃に入った釈迦を取り囲む数多くの会衆は、悲嘆にくれる姿として表されている。画面の上部にも、地上に舞い降りる雲上の天人、画面最下部には、釈迦の入滅を悼む禽獣が数多く描かれている。天空には、折しも雲間から満月が顔をのぞかせ、冴々と光り輝いている。 |
交通案内 | JR篠ノ井線松本駅から車で35分、長野自動車道安曇野ICから車で20分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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