長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-有形文化財 |
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内容 | 絵画 |
指定年月日 | 平成 20/12/22 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 1828年(文政11) |
作者 | |
所在地 | 松本市刈谷原町692 |
寸法・材質・形状 | 縦213.0cm、横131.5cm、紙本、彩色、軸装 |
概要解説 | 涅槃図は画面中央に、宝座に横たわる釈迦の涅槃像を描き、その周囲に別れを嘆き悲しむ会衆を描く。前景には、同じく別れを悲しむ禽獣を多く描く。情景は、折しも雲間から満月が冴々と照り渡り、天人が舞い降りてくる。宝座の左右に、対に配される沙羅双樹は時ならぬ花を咲かせ、釈迦の涅槃を供養するかのように散華する。本幅は通例の類型化された涅槃図であり、大型の部に入り、色彩は時代を経て、やや精彩を欠いているが、拝む者に安らぎを感じさせる。軸裏に画工は梅月國英と記されているが、その来歴は不詳である。 |
交通案内 | JR篠ノ井線松本駅から車で30分、長野自動車道安曇野ICから車で15分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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