長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-有形文化財 |
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内容 | 歴史資料 |
指定年月日 | 平成 20/12/22 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 江戸初期 |
作者 | |
所在地 | 松本市取出934 |
寸法・材質・形状 | 像高90.0cm、桂材、寄木造、玉眼、漆箔 |
概要解説 | 像容は通例の阿弥陀如来立像で、左手を垂下、右手を屈臂し、第1・2指を念じる阿弥陀来迎印を結び蓮華座に直立する。頭部の肉髻部及び地髪部は、小粒の螺髪を後頭部までていねいに刻み、肉髻珠(水晶)をつける。髪際は一文字、耳朶は環状とし、面相は白毫相で、白毫は水晶とする。顔立ちはやや面長で、前方をじっと凝視する眼差し、固く結ばれた口許などは引き締まり、やや厳しい表情を示す。現状、来迎印を結ぶ右手の第三指の指先が欠損している。頭体部のバランスがよく、全体に伸びやかさが感じられる。写実を基本とした衣文の襞など、その鑿跡も鋭く、その彫技はすぐれている。 |
交通案内 | JR篠ノ井線明科駅から車で15分、長野自動車道安曇野ICから車で20分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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