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有形文化財

常光寺木造毘沙門天立像 ジョウコウジモクゾウビシャモンテンリュウゾウ 1躯

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容歴史資料
指定年月日平成 20/12/22
時代区分江戸時代
年代江戸後期
作者
所在地松本市保福寺町142-2
寸法・材質・形状像高44.7cm、桂材、寄木造、玉眼、彩色 
概要解説像容は通例にならう毘沙門天像で、甲を着し、左手を屈臂して手の掌に宝塔を戴き、右手も高く屈臂して戟を執り、左腰をややひねり、重心を左脚にかけ、右側を一歩踏み出す姿で邪鬼を踏みつける。頭頂は宝髻で、顔の表情は、瞋目閉口の忿怒相であるが怒りを露わにしない。また邪鬼もユーモラスな表情を示し、岩座に脚を曲げてはいつくばる。造立当初は、裳部に金泥による華やかな彩色が施されていたものと推定されるが、現状は、護摩などの煤煙により黒ずみ、わずかにその文様が確認されるのみである。また、衣文は様式化がうかがえるがその彫が深く力強い。
交通案内JR篠ノ井線松本駅から車で35分、長野自動車道安曇野ICから車で20分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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