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有形文化財

無量寺木造阿弥陀如来坐像 ムリョウジモクゾウアミダニョライザゾウ 1躯

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容歴史資料
指定年月日平成 20/12/22
時代区分江戸時代
年代江戸前期
作者
所在地松本市会田3111
寸法・材質・形状像高60.0cm、桂材、寄木造、玉眼、漆箔 
概要解説無量寺本尊。像容は通例の阿弥陀如来坐像で、膝前で第一・二指を捻じる、阿弥陀定印を結び、右足を上に、両足裏を裳裾にのぞかせ蓮華座に結跏趺坐する。頭部は、肉髻部を高く上げ、地髪部とも施毛の螺髪を後頭部までていねいに刻む。肉髻部には大粒の肉髻珠(水晶)をつけ、耳朶は環状とし、髪際は波形で中央部が垂下する。面相は白毫相で白毫は水晶とする。顔立ちはやや卵形で、大きく弧を描く眉、閉じるかのような俯眼する眼差し、引き締まった口もとなど、静かに瞑想するかのような表情を示す。全身に漆箔の痕跡が確認されるが造立当初のものと思われる。
交通案内JR篠ノ井線明科駅から車で20分、長野自動車道安曇野ICから車で20分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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