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有形文化財

蕨手刀 ワラビテトウ 1振

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容考古資料
指定年月日平成 05/07/01
時代区分古墳時代
年代古墳時代末期-平安時代
作者
所在地佐久市中込2913(佐久市教育委員会文化振興課文化財事務所)
寸法・材質・形状全長68cm、鉄
概要解説この蕨手刀は、佐久市臼田法院塚に所在する蛇塚古墳から昭和59年(1984)の発掘調査により、佐久市指定有形文化財の「立鼓柄刀」(平成28年12月指定)とともに出土した。蛇塚古墳は南佐久地域最大規模の横穴式石室を有する古墳で、築造時期は8世紀代と推定されている。柄の頭が蕨のような形態であることから、この名が付いている。日本全国で約200点が確認され、長野県内では19点が確認されている。主に北海道から東北地方に分布の中心があり、蝦夷との関連が想定されている。形状は、反りが少なく、蕨の巻き方が小さいことなどの特徴から、古い形式に属すると考えられ、大きさは長野県内最大級である。
交通案内JR小海線北中込駅から車で5分、上信越自動車道佐久ICから車で15分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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