信州の文化財を探すSEARCH

須坂吉向焼 スザカキッコウヤキ 36口

指定年月日平成 24/03/30
時代区分江戸時代
年代江戸時代
作者
所在地須坂市小山476(田中本家博物館)ほか
寸法・材質・形状
概要解説初代吉向治兵衛(1784-1861)は、養子一朗と共に須坂藩11代藩主直格に招かれ、弘化2年(1845)、須坂において開窯している。一方で、吉向は各地に招かれて作品を残しているので、他地域の吉向焼と区分するため、須坂で焼かれたものを須坂吉向焼と呼んでおり、長野県を代表する近世陶磁の一つとして注目を集めている。須坂吉向焼においては、楽(軟質陶器)から磁器に至るすべての製陶技術が駆使されており、一般的な茶道具の他、巻糸茶入、涼炉、急須、煎茶椀、袱紗形菓子器など他地域と異なる特徴的なやきものを多く残している。このため須坂吉向焼の技術・意匠を網羅するために、その特徴を示す作品37件を追加指定した。

※この情報は、追加指定情報です。基本情報はこちら

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。