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有形文化財

問屋申付状 トンヤモウシツケジョウ 1枚

指定区分・種別町-指定-有形文化財
内容書跡・典籍・古文書
指定年月日昭和 60/03/01
時代区分江戸時代
年代1601年(慶長6)
作者 
所在地木曽郡南木曽町吾妻2190(南木曽町博物館)
寸法・材質・形状 
概要解説木曽路において中仙道制定に関する最も古い文書は、慶長6年3月20日の大久保長安が「贄川村」と上松の「塚本」宛てに出した伝馬掟状で、次いで同年4月12日に木曽代官山村良候が野尻の木戸彦左衛門を半分問屋に任命した山村道勇手形である。これに続く古い文書として問屋申付状があり、慶長6年4月13日に妻籠半分問屋に任命した手形である。妻籠宿では、当時既に少なくとも2軒の問屋が任命されていたことを示すとともに、中仙道制定にあたり、木曽各宿は他の地域に先駆けて宿駅制度が進められたことを示す貴重な資料である。
交通案内JR中央西線南木曽駅から車で10分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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