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有形文化財

木曽妻籠宿書留 キソツマゴジュクカキトメ 2冊

指定区分・種別町-指定-有形文化財
内容書跡・典籍・古文書
指定年月日昭和 60/03/01
時代区分江戸時代
年代1726年(享保11)
作者 
所在地木曽郡南木曽町吾妻2190(南木曽町博物館)
寸法・材質・形状 
概要解説妻籠宿本陣の島崎与次衛門重恒が、享保11年(1726)9月から妻籠宿に関する旧来の記録を書き集めた覚書を、同年12月中旬に子息与次平に執筆させたものである。書留は2冊に分かれ、1冊は木曽妻籠宿の項として、宿の梗概を述べ、順次諸事を記している。もう1冊は、第三十五までを標記し、続いて宿内の事暦を書き留めている。妻籠宿をはじめ木曽十一宿が近世の初頭から中期に亘っていかなる機能を持っていたかを示す資料が網羅されている。特に戸口に関する記録では、家数・人数等を随所に揚げているが、「寛永十九年改人数書上」は県内でも珍しい記録といえる。この書留の末尾には享保以後の書き継ぎもあり、妻籠宿を知るうえで貴重な資料である。
交通案内JR中央西線南木曽駅から車で10分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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