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県宝

東一本柳古墳出土品 ヒガシイッポンヤナギコフンシュツドヒン 264点

指定区分・種別県-指定-県宝
内容考古資料
指定年月日令和 3/10/18
時代区分古墳時代
年代古墳時代後期
作者 
所在地佐久市中込2913(佐久市教育委員会事務局 文化振興課 文化財事務所)
寸法・材質・形状金銅製・鉄製・蛇紋岩製・ガラス製
概要解説 東一本柳古墳は、佐久市岩村田に所在し、湯川を南にのぞむ標高700mの台地上に立地する。昭和46年(1971)に佐久市教育委員会が主体となって発掘調査を実施し、石室内床の2面から遺物が出土した。第2棺床は第1棺床の40cmほど下の礫床面で、副葬品として棘付花弁形杏葉・飾金具・方形辻金具・帯先金具を含む金銅製毛彫馬具、その他の武器類、装身具、玉類などが出土し、これらが指定品となっている。特に金銅製毛彫馬具については7世紀前半の資料とされ、一式の馬具として全容が把握できるものは県内でも当古墳の資料だけである。また、全国的に見ても同一古墳で金銅製毛彫馬具と玉類が共伴して出土している事例は珍しい。
交通案内JR小海線北中込駅から車で5分(徒歩15分)

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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