長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 国-指定-名勝 |
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内容 | 峡谷、瀑布、渓流、深淵 |
指定年月日 | 平成 28/10/03 |
時代区分 | 時代区分なし |
年代 | |
作者 | |
所在地 | 須坂市米子1422-29ほか |
寸法・材質・形状 | 不動滝-落差85m、滝口4.5m 権現滝-落差80m、滝口5m |
概要解説 | 長野県北東部を流れる千曲川水系の米子川の上流、標高約1,600メートル付近に位置する。米子川上流部には比高100メートルほどの岩壁が約1キロメートルにわたって続き、その岩壁及び周辺部を、権現滝、不動滝等、十数条の滝が流れ落ちる。そのうち、常時水を落とす滝は10条ほどで、そのほかに、普段落水はないものの、多くの降水量がある時に流れ落ちる滝が数条存在する。瀑布群の中心的な滝である権現滝は、約80メートルの落差で、直線的に落ちる。もう一方の中心となる不動滝は、約85メートルの落差で、滝口から落ちた水は下部で霧状になり,夏至の前後にはこの霧状の部分に朝日が差し込み、虹が出る。米子瀑布群、とりわけ権現滝及び不動滝は、近世中期までは信仰の対象として捉えられ、近世後期以降はそこに景勝地としての評価を付加しつつ、現在までその姿を伝える。特徴的な地形及び地質によって独特の風致景観が形成されており、その観賞上の価値及び学術上の価値は高く、重要である。 |
交通案内 | 長野電鉄須坂駅・上信越自動車道須坂長野東ICから駐車場まで車で40分、駐車場から徒歩30分 ※見学の際は時期・交通手段にご注意ください |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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