日本の貨幣の歴史

「おかね」のはじまり

物々交換から物品貨幣へ


大昔の人びとは、自分の物と他人の物とを交換して、欲しいものを手に入れていました。しかし、物々交換にはお互いの希望が容易に一致しないなどの難点がありました。

そこで
(1)誰もが欲しがるもの
(2)収集・分配できて、誰もが納得できる値打ちの大きさを表現できるもの
(3)持ち運びやすく、保存できるもの

これらの条件を持つ、布、穀物、砂金などの品物が交換の手段として使われるようになりました。これが物品貨幣といわれるものです。中国の殷・周の時代には、宝貝が物品貨幣として使用されていました。お金に関係のある漢字に貝のつくものが多いのはそのためです。

金属貨幣の誕生

やがて物品貨幣のなかでは、金属(とくに金、銀、銅)が他の物に代わって広く用いられるようになりました。金属は貨幣として優れた性質をもっていたためです。
紀元前8世紀頃になると、中国では農具、刃物をかたどった布幣や刀幣などが造られるようになりました。

日本の貨幣のはじまり

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