八十二別館ビル 南側ウインドーで、写真展を開催しています。毎年「テーマ」を決め、4月と10月に展示替えとなります。
吉村 和敏
1,000m級の山々に抱かれるように位置するこの地域は、かつて良質な麻の産地として知られていた。
県道497号線沿いの新緑を楽しみながらドライブをしていたら、突然、満開の桜が目に飛び込んでくる。やがて、花の香りを運んでくるかのように、ゆっくりと一台の軽トラックが近づいてきた。
うららかな日射しを浴び、アルプスの峰で輝く雪は急速に解けていく。
ここ安曇野では、多くの水田で田植えが行われていた。週末ということもあり、手伝いをする子供たちの姿も見かける。
心地よい春風と共に、家族のほのぼのとした会話と、田植機から発する心地よいエンジン音が聞こえてくる。
千曲川を見下ろす高台に広がる姨捨の棚田は、国の重要文化財に指定されている。
暑い夏の午後、野焼きの煙が天高く舞い、入道雲に溶け込んでいた。そんな舞台のような光景にカメラを向けていたら、突然お爺さんが現れる。
過去の時代にタイムスリップしたかのような不思議な感覚を味わった。
旧中山道の奈良井宿には、江戸時代の面影を色濃く残す情緒ある町並みが残されている。
木曽漆器や木工芸品が並ぶ店先で見つけたカラフルな色彩。この地を訪れる観光客が、不意に手を伸ばし、気になる野菜の種を買っていく。
信州らしい暮らしの一コマにふれ、思わずシャッターを押した。