長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 村-指定-有形文化財 |
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内容 | 絵画 |
指定年月日 | 令和 3/11/25 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 享保年間1716~1734 |
作者 | 藤原常隆 |
所在地 | 下伊那郡大鹿村鹿塩2733 |
寸法・材質・形状 | 縦258.0cm×横211.5cm 紙本著色 軸装 |
概要解説 | 釈迦が沙羅双樹の下で入滅している様子が描かれている。周囲には釈迦の死を嘆き悲しむ菩薩・仏弟子・天部をはじめ多くの動物たちが集まり、画面右上には白雲に乗って飛来する摩耶夫人が描かれる。本図の特記すべき特徴としては、何と言ってもそのサイズであろう。同程度の寸法の涅槃図は飯田市内でも柏心寺や西教寺などの有力寺院を中心に複数現存するが、それほどたくさん類例があるわけではない。したがって本図もまた下伊那では最大級の涅槃図のひとつといえる。制作年代は、定型を踏まえた描写的な特徴などからも、塩泉院が現在地に移転したのちの18世紀半ばあたりかと思われる。 |
交通案内 | JR飯田線伊那大島駅から車で14KM |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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