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天然記念物

安曇野のオオルリシジミ (フリガナ)アヅミノノオオルリシジミ 

指定区分・種別市-指定-天然記念物
内容動物
指定年月日令和 4/03/30
時代区分時代区分なし
年代
作者
所在地安曇野市堀金烏川ほか
寸法・材質・形状
概要解説オオルリシジミ(Shijimiaeoides divinus)は、瑠璃色の翅を持つ大型のシジミチョウである。国外では朝鮮半島とロシア南東部・中国に分布の記録がある。国内では青森、岩手、福島の東北地方と、長野県を中心とする中部・関東地方にオオルリシジミ本州亜種(Shijimiaeoides divinus barine)が分布していたが、東北地方は1970年代までにすべて絶滅、中部地方も安曇野を含む県内3か所を除いて絶滅したとされる。本種は草原性の環境に適応しており、幼虫はマメ科のクララのみを食草とする。このほか、九州の阿蘇・九重山系の火山性草原にオオルリシジミ九州亜種(Shijimiaeoides divinus asonus)が生息する。安曇野市天然記念物「安曇野のオオルリシジミ」は、オオルリシジミ本州亜種で安曇野市全域に生息する個体を対象とする。
交通案内JR大糸線豊科駅から車で20分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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