長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-天然記念物 |
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内容 | 地質・鉱物 |
指定年月日 | 令和 3/12/27 |
時代区分 | 時代区分なし |
年代 | 新生代新第三紀中新世 |
作者 | |
所在地 | 松本市七嵐85-1(松本市四賀化石館) |
寸法・材質・形状 | 化石 |
概要解説 | カワハギ科に属する魚類化石であり、脊柱、第1背鰭棘、第2背鰭、臀鰭および尾鰭が保存された標本。第1背鰭、総脊椎骨数および鱗等の特徴から同化石はウスバハギ属の新種であると同定され、国際学術誌上でシガウスバハギと命名されている。カワハギ科の魚類は、現在世界中の熱帯~温帯の浅海域に多数生息しているが、化石の産出は極めて少なく、本化石はアジア地域で発見された唯一のカワハギ科化石であり、学術上極めて高い価値を有している。カワハギ科の進化や地理的分布、中新世中期の信州の海洋環境を考える上で、貴重な資料である。 |
交通案内 | 松本バスターミナルから四賀線「化石館」下車 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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