長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-無形民俗文化財 |
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内容 | 無形民俗文化財その他 |
指定年月日 | 令和 3/09/28 |
時代区分 | 昭和時代 |
年代 | 昭和時代 |
作者 | |
所在地 | 飯山市西大滝地区 |
寸法・材質・形状 | |
概要解説 | 鳥刺し(本舞)と邪魔者を大人の男性2名が拍子に合わせて演じる10分程度のコミカルな舞い。大灘神社の秋の大祭(毎年8月16日開催)で、獅子舞の余興芸として行われている。カラフルな紙と鈴で飾った花笠とヒョットコの面をかぶった鳥刺しが御幣で高枝にとまる鳥を苦労して捕まえるが、オカメの面をかぶった邪魔者が現れ、おどけたり邪魔をしたりして最後は鳥を逃がしてしまうというものである。舞いは口伝で丁寧に後継者へ伝承され、約70年間ほとんど変わっていないという。鳥刺舞(奥信濃ではサイトロメン等と呼称)は県内では13地域に残っており、そのうち8地域が奥信濃で飯山市では桑名川と当地域だけで行われている。奥信濃の鳥刺舞の起源は定かでないが、江戸時代中期以降の旅芸人の門付け芸として行っていたものが定着したとか、秋の収穫に対する呪術的要素を持ったものではないかと考えられている。 |
交通案内 | 上信越自動車道豊田飯山ICから車で約30分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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