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登録有形文化財

旧小諸脇本陣主屋 キュウコモロワキホンジンオモヤ 1棟

指定区分・種別国-登録-登録有形文化財
内容登録・産業三次(交通・通信・商業・金融保険・サービス業)
指定年月日令和 2/04/03
時代区分江戸時代
年代江戸末期
作者
所在地小諸市市町1-18
寸法・材質・形状木造2階建、瓦葺、建築面積270平方メートル
概要解説小諸宿脇本陣とされる旅籠の主屋で、北国街道に南面して建つ。 木造2階建、切妻造平入り、桟瓦葺で、建築面積は270平方メートルを測る。厨子2階構造、出梁造りで2階を迫り出させ、さらに登り梁を用いて深い軒下に空間をつくる。出梁の下には「粂屋」の大看板を下げる「まねき屋根」がつく。表土間を出入り口とし、敷地奥へは通り土間により連絡する。 奥行きのある大規模な建物が約7間半の間口に隙間無く建てられており、町割りの影響を受けた典型的な近世町屋の建物配置となっているが、格式のある脇本陣ということもあり随所に精緻な彫刻が見られ、また、式台玄関を有しているなど、一般的な町屋建築とは一線を画している。 本陣と共に近世宿場町の様相を伝える。
交通案内しなの鉄道小諸駅から徒歩10分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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