信州の文化財を探すSEARCH

有形文化財

無量寺の不動明王像・毘沙門天像 ムリョウジノフドウミョウオウゾウ ビシャモンテンゾウ 2躯

指定区分・種別町-指定-有形文化財
内容彫刻
指定年月日平成 31/03/12
時代区分鎌倉時代
年代鎌倉-室町時代
作者
所在地上伊那郡箕輪町東箕輪4307
寸法・材質・形状不動明王像-像高96.7cm、木造、彫眼、彩色 毘沙門天像-像高101.6cm、木造、彫眼、彩色 
概要解説製作年代は鎌倉時代と思われる。不動明王像は、辮髪を左耳前に垂らし、両眼を瞋らす。上半身に上帛を着け、下半身は裙と腰布を着ける。左手に羂索を執り、右手に宝剣を執って岩座に立つ。毘沙門天像は、頭に天冠台を着け、着甲し、沓をはく。左手に宝塔を乗せ、右手には戟を執り、邪気を踏みつけて立つ。無量寺文書によると、木造阿弥陀如来坐像(重文)や木造聖観音菩薩像・地蔵菩薩像(県宝)等と共に修理が行われており、同寺ではこの両像を、他の仏像と同様に丁重に扱っていた事がわかる。また、北条政子の寄進仏であるという伝承もある。
交通案内JR飯田線沢駅から車で10分、中央自動車道伊北ICから車で5分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

写真をクリックすると拡大画像がご覧いただけます