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県宝

小菅の護摩堂 コスゲノゴマドウ 1棟

指定区分・種別県-指定-県宝
内容寺院建築
指定年月日平成 29/09/28
時代区分江戸時代
年代1750年(寛延3)
作者
所在地飯山市瑞穂7053-1
寸法・材質・形状桁行7間、梁行5間、寄棟造、鋼板葺
概要解説正面に唐破風造の向拝がつく。向拝虹梁の絵や組物、蟇股や唐破風内部の彫刻は精巧な造りである。内部は、前方2間を外陣、後方3間を内陣とし、両側に脇間を配する。東側には、かつて大聖院への廊下があったと考えられ、その脇には庭が残されている。外陣・内陣の円柱の支え柱は、豪壮かつ美観をみせている。内陣周りの挿し肘木や組物には技術の高さが認められる。内部は一段高く、中央に祭壇が設けられ、護摩祈祷の建築様式をもつ建築物である。内陣中央の床や天井に護摩を炊いた痕跡を確認でき、現在も柱松行事では護摩炊き等の神事を行い、行事の発着点となっている。
交通案内JR飯山線飯山駅から車で20分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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