長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-有形文化財 |
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内容 | 彫刻 |
指定年月日 | 平成 20/06/13 |
時代区分 | 南北朝時代 |
年代 | 1349年(貞和5) |
作者 | |
所在地 | 佐久市春日(蓮華寺) |
寸法・材質・形状 | 全高約140cm、像高75cm、最大全幅約48cm、カツラと見られる針葉樹材、木像彫眼彩色 |
概要解説 | 墨書銘から本像は蓮華寺の護摩堂の本尊として制作されたことがわかる。貞和5年(1349)7月10日に、運慶の筋を引く幸勝(康勝)流の仏師がこの銘文を記したようであるが、本人の名前は、墨書銘からは確認できない。特徴的なのは、着衣の先端部を波形にあらわすなどいわゆる「唐様の仏像」とも呼べるような工夫が見られるところである。こうした特徴からも、本像の制作年代は貞和5年(1349)と判断される。 |
交通案内 | JR佐久平駅から車で40分、上信越自動車道佐久ICから車で45分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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