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重要文化財

長野県日向林B遺跡出土品 ナガノケンヒナタバヤシビイイセキシュツドヒン 202点

指定区分・種別国-指定-重要文化財
内容考古資料
指定年月日平成 23/06/27
時代区分先土器時代
年代旧石器時代
作者
所在地千曲市屋代260-6(長野県立歴史館)
寸法・材質・形状透閃石岩製の斧形石器、黒曜石製の台形石器等 
概要解説信濃町の野尻湖遺跡群の一つである日向林B遺跡は、平成5・7年に上信越自動車道建設に伴う発掘調査が行われ、旧石器時代の生活の場とみられる環状ブロック群が見つかった。この調査で出土した後期旧石器時代前半期(約3万年前)の斧形石器60点、台形石器59点を含む多数の石器、石器製作の過程を示す接合資料や斧形石器を磨いた砥石などの石器製作用具の一括資料である。約3万年前の斧形石器が1遺跡から60点も出土した例は国内になく、後期旧石器時代の出土遺物として貴重な一括資料であるとともに、当時の集団構成やその形態、また狩猟活動と生業の実態を復元する上できわめて重要な内容を持つ。
交通案内しなの鉄道屋代駅から徒歩25分、長野自動車道更埴ICから車で5分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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