長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
『地域文化』は昭和62年3月から年4回発行しています。毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などを特集で紹介しています。
暮らしの中で使っている手づくりのものを使い続けると、自然と愛着を感じ大切にする心が生まれます。大切にするというあたりまえの尊さに気付くと、そのものは、さらに使い込まれ「美しさ」が見出され、ものとともに心も豊かになっていきます。その心がどう伝わっていくのか、技や伝統を継承してきた手仕事を生業とする作り手とその使い手を通してみつめてみます。
手業礼讃/前田 英樹(批評家)
対談 心と心が通じ合い、受け継がれていく/
瀧澤 功(かつ玄 会長・長野県民藝協会事務局長)×井上 栄一(井上竹細工店・戸隠中社竹細工生産組合 組合長)
高遠の土・地元の素材を生かした手業 -素朴で寡黙-(伊那市高遠町)
木の文化と技術を生かした手業 -教えを受け継ぎ三代-(木曽郡上松町)
自然の循環を生かした手業 -伝統をつなげて-(塩尻市広丘吉田)
巻頭 松本城/藤森 照信(建築史家・建築家)
乾杯エッセイ「文豪ヘミングウェイが愛した酒」/河崎 義祐(映画監督)
四季のうた「歩けばカッコウ」/堀井 正子(文学研究家)
信州シルク文化史探訪「糸のまち小諸 氷の里の『氷風穴』」(小諸市)
信州の文化の基層「子どもたちの部隊-鉛筆部隊」
友の会さろん
ゆたかなる地域のことば-地貌季語を楽しむ-
「御輿まくり」/宮坂 静生(俳人)
『地域文化』は八十二文化財団友の会会員の皆さまに無料でお送りしています。
また、バックナンバーは1冊360円(税込・送料別)でお頒けしています。
『地域文化』専用ファイルを販売しております。
冊数 | 価格 |
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1冊 | 550円(税込) |
2冊 | 880円(税込) |
3冊 | 1100円(税込) |
4冊以上 | 1冊当たり330円(税込) |