ウインドーギャラリー

八十二別館ビル 南側ウインドーで、写真展を開催しています。毎年「テーマ」を決め、4月と10月に展示替えとなります。

「山とくらし」

写真:栗田貞多男(くりた さだお)

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雪形の北アルプスと田植え(大町市・5月)

春の陽光が水田にあふれる頃、北安曇野では田植えのピークを迎える。残雪の後立山連峰が苗を植えたばかりの水田に白く映り込み、その峰々には爺ヶ岳の「種まき爺さん」、鹿島槍ヶ岳の「獅子と鶴」、白馬岳の「代かき馬」などの雪形が望める。これらの雪形はその土地の農家にとって、田植えの時期を知らせる大切な季節便りでもあった。

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初夏の高原野菜畑(上田市菅平・6月)

標高約千メートル。菅平高原の高原野菜畑ではレタスが日一日と成長し、収穫の日を待っている。広大な畑では大型トラクターの散水器が畝に沿って移動しながらくまなく水を撒いていく。
長野県各地の高原では、このようにしてキャベツやレタスをはじめ、ジャガイモ、トウモロコシなどが大量栽培され、毎朝、大都市圏などへと出荷されていく。

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タバコ畑の収穫(長野市戸隠・8月)

夏の山村を訪れると時折、背丈ほどに伸びた茎に卵型の大きな葉がたくさん付いた作物を目にする。夏の初め頃には、その頂きに白とピンク色の美しい花が咲いている。
これが葉タバコ畑で、開花直後に葉の成熟のため花芽は摘み取られ、8月に入ると葉の収穫期となる。茎ごと刈り取られ、自然乾燥されるが、たばこ事業法により契約農家だけで栽培されている。

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山村の稲刈り(長野市中曽根・9月)

信州には安曇野や善光寺平など全国的にも有名な大水田地帯もあれば、山里の傾斜地形をたくみに利用した棚田もある。そのなかに「田毎の月」で知られる 千曲市の“姨捨”や、飯山市の“福島の棚田”など、各地に名所が知られる。
四季を通して棚田の景観は風情があるが、黄金色に稲穂が染まる初秋はとりわけ美しい。

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