中島覚雄展

展覧会の詳細

展覧会名中島覚雄展
会期2013年10月12日(土)~11月3日(日)  ※終了しました
場所長野市岡田178-13 八十二別館1階 ギャラリー82
概要

 2013年の企画展では、伊那市出身の作家 中島覚雄(なかじま かくお)を紹介します。


中島覚雄は水辺の風景画を好んで描いた画家であり、国内では天竜川や諏訪湖、海外ではセーヌ川がモチーフの中心でした。
描く事が大好きであった中島は、寒い冬でも暑い夏でも屋外でキャンバスに向かいました。
日本人離れした風貌と相まって、伸びやかな筆致と色彩の豊かな輝きが生への熱気を感じさせます。

1921年(大正10)伊那郡長谷村(現伊那市)生まれ。
自ら志願して横須賀海兵団に入団し、通信兵として潜水艦に乗船しました。
終戦後、新聞店を開業し独学で絵を学びました。
1947年(昭和22)26歳の時伊那美術展に出品し協会賞を受賞したのを始めとし、長野県美術展(以下「県展」)・光風会展・日展など次々と入選を重ねました。
また、県展では1966年(昭和41)に運営委員幹事長をつとめました。
1974年(昭和49)に審査員となり、この年から通算7回審査員を委嘱されました。
1971年(昭和46)かねてから念願の渡欧を果たし、数多くの国際展に出品、受賞しています。
数回の渡欧の後肝臓を害し、1985年(昭和60)逝去。享年65。

第2次大戦後の混乱した世の中でいち早く洋画へ情熱を傾け、堅実な写実を基礎にした重厚な筆遣いと生命力あふれる作画は見る者の胸を熱くさせます。
本展では、水彩画、油彩画をはじめデッサン等の資料も併せて展示します。

窓辺

1973年(昭和48)頃
油彩

運河サンマルタン

1973年(昭和48)
油彩

豊田風景

1983年(昭和58)
油彩

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