-日本水彩会の創立者- 小山周次展

展覧会の詳細

展覧会名-日本水彩会の創立者- 小山周次展
会期1999年5月22日(土)~6月13日(日) ※会期中無休
場所長野市岡田178-13 八十二別館1階 ギャラリー82
概要 小山周次は小諸義塾に学び、美術教師の三宅克己に触発されて画家を志します。上京後、水彩画講習所(後の日本水彩画会研究所)に通い、赤城泰舒、水野以文等の知友を得ました。のちに画壇を代表する日本水彩画会の指導者 中西利雄や小山良修ら多くの画家を育てました。
 小山の画風は、丹念で精緻なタッチの写実的表現に始まり、後半の画材を熟知した温雅さにいたるまで、真正直な人柄がにじみ出ています。また小山には、内村鑑三との出会いから、敬虔なクリスチャンとしての一面があり、晩年は数多くの宗教画を残すとともに、詩人の山村暮鳥とも親交を結んでいます。
 長野県の東信地方を中心には小山周次の指導を受けた画家が多くあり、日本水彩画壇に果たした功績は多大なものがあります。しかし、没後その作品に触れる機会はありませんでした。
 本展では、小諸義塾時代に毎日1枚ずつ付近の風景や肖像をスケッチしたという初期の作品から晩年の宗教絵画の主な作品を展示し、小山芸術の全貌を紹介します。

こやま しゅうじ
明治18(1885)年6月27日小諸市に生まれる。小諸高等小学校卒業後、小諸義塾に入学。木村熊二、島崎藤村、三宅克己らに学ぶ。丸山晩霞の内弟子をへて、日本水彩画会研究所に通う。日本水彩画会の創立に参加。二科会の事務をも担当。成城学園高等科美術教師を18年あまり勤める。後年紺綬褒章を受ける。
昭和42(1967)年12月18日逝去。享年82歳。

首里の裏町

1930年
水彩、紙
38.1×55.8cm

湯の湖

1941年
水彩、紙
38.3×56.9cm

飼鳥の名残

1943年
水彩、紙
37.9×56.0cm

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