日向 裕 展

展覧会の詳細

展覧会名日向 裕 展
会期1991年10月19日(土)~11月10日(日) ※会期中無休
場所長野市岡田178-13 八十二別館1階 ギャラリー82
概要佐久に生まれ、清冽・孤高の画風で知られる画家・日向裕の作品56点を展示しました。

 大正元年(1912)南佐久郡青沼村(現佐久市)に生まれた。東京美術学校研究科を修了し、長野県の教員として勤務。戦地へも赴く。
 日向家を嗣ぐため東京から帰郷。その後ほとんど郷里臼田で制作活動をし、後進の育成や地方美術会の振興にも力を注ぐ。
 昭和31年(1956)渡仏してグランショミール研究所に学ぶ。フランス滞在中は友人とともに南仏カンヌにピカソを訪ねたりしている。模倣を拒み、独創 に徹しながらも詩情豊かで、清冽・孤高の画風を固持しつづけた。土着の精神性の強い作品は高い評価を得ている。


雪中樹林

1964年
油彩
水墨画的表現に熱中したころの作品。

春待つ季節

1969年
油彩
第43回国画会展出品作
昭和40年ころになると郷土の風景に執着した。林の奥の朱の色は深く美しく、雪解けの水は沼を潤し、残雪は人のぬくもりを与える。

イスタンブールの冬

1969年
油彩
昭和44年にはカイロ、アテネ、イスタンブール、アンカラなどを旅してパリに戻る。郷土の風景から一転して中近東の風物に接した作者の心が表現されている。

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