催しEVENT

催し名

江戸時代の裁判記録を読む-上田藩裁許留を中心に-(松本会場)

日時2016年7月5日(火)、12日(火)、19日(火)、26日(火) 午後1時30分~3時30分 [全4回]
会場松本市立博物館 2階 講堂(松本市丸の内4-1)
講師

尾崎行也(元長野県立歴史館専門員)

共催

松本市立博物館

定員40名
概要

 江戸時代は法治主義がとられたことから、まず法度が出され、それに基づいて行政がすすめられ、その違反者や犯罪を犯した者は捕えられ、吟味を受けて処罰が言いわたされました。

 ただ、罰則が十分成文化されていたわけではなく、諸藩では裁許(判決)が記録され、それがその後の参考に供されました。そうしたものの一つとして「長崎犯科帳」は以前から知られています。

 本講座では、信濃国上田藩(藤井松平氏・5万3千石)で作成された「裁許留」を中心に見ていきます。この「裁許留」は寛政期以降の分しか残されていませんので、それ以前については同領内町方問屋日記によって、事件とそれらの対処を見ていきます。


第1回 裁許留・以前1(元禄期)

第2回 裁許留・以前2(宝暦期)

第3回 裁許留・寛政期1

第4回 裁許留・寛政期2

※講義終了後、ご希望者は松本市立博物館内を自由にご見学いただけます。


受講料会員2,000円、一般3,500円
催しコード12
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