村松の宝篋印塔 ムラマツノホウキョウイントウ 2基

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県宝

指定区分・種別県-指定-県宝
内容石造文化財
指定年月日平成 24/09/20
時代区分南北朝時代
年代1365年(貞治4)
作者
所在地小県郡青木村村松字生地
寸法・材質・形状総高-東塔131.9cm、西塔127.2cm 2基共-関東形式、相輪欠、隅飾一部を残し欠
概要解説東塔は、銘文から貞治4年(1365)造立されたことが明らかである。石材は、焼石の安山岩で鼠色と茶褐色の材を交互に用いている。塔身には、胎蔵界大日如来の種字「ア」が彫り込まれている。基壇にある銘文は、寄進文を刻印したものである。西塔は、東塔とほぼ同様な構造と特徴をもち、塔身には金剛界大日如来の種字「バン」が刻まれている。両塔は、同一石工により同時代に造立されたものと推測され、一対のものとして金剛界・胎蔵界の理智不二を具現したものと考えられる。当該宝篋印塔は、関東式宝篋印塔の典型例の初期の数少ないものである。笠と基礎と基壇部分がそれぞれ別石の2段方式の技法で造られ、しかも、鼠色と茶褐色の石材を交互に配置して仏塔としての荘厳性を意図的に高めた事例として注目される。基壇に刻まれた石刻の寄進状は、県内では唯一の事例であり、神仏との契約は変更できないという中世の人々の法意識を物語る貴重な歴史資料である。
交通案内JR・しなの鉄道上田駅から車で20分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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