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有形文化財

稲荷境遺跡出土銭貨 イナリサカイイセキシュツドセンカ 1括

指定区分・種別村-指定-有形文化財
内容考古資料
指定年月日平成 28/10/14
時代区分南北朝時代
年代南北朝時代
作者
所在地下高井郡木島平村上木島1762(ふるさと資料館)
寸法・材質・形状
概要解説昭和41年(1966)に下高井農林高等学校の敷地内(稲荷境遺跡と命名)で造成工事中に発見された。長野県最北での一括出土銭であり、わら紐の緡銭(97枚ごと)で30緡分にあたる。すべて中国鋳造銭で、55種類1,798枚が判読可能であった。最古銭は前漢時代の「四銖半両」で、紀元前175年が初鋳。その出土例は全国で50例ほどである。最新銭は元の「至大通寶」で、1310年が初鋳である。1360年代には備蓄が完了し、埋納された。稀少銭として「聖宋元寶」があるが、長野県内では初出土となる。
交通案内JR飯山線飯山駅から車で15分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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