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登録有形文化財

柳田國男館(旧喜談書屋) ヤナギタクニオカン キュウキタンショオク 1棟

指定区分・種別国-登録-登録有形文化財
内容登録・住宅
指定年月日平成 28/11/29
時代区分昭和時代
年代1927年(昭和2)
作者
所在地飯田市追手町2丁目
寸法・材質・形状木造2階建、瓦葺
概要解説日本民俗学の創始者である柳田國男により書斎(兼住居)として昭和2年(1927)8月に建設された建物である。昭和9年(1934)からは「郷土生活研究所」や「民俗学研究所」として使用された。その後アメリカ空軍将校の住宅やアトリエとして使われ、昭和63年(1988)に柳田家先祖の地である飯田市に、当初の形をよく残したまま移築された。現在は飯田市美術博物館の付属施設として開館している。建物はイングリッシュコテージの木骨様式をよく示しつつ、全体としてはシンプルな外観に仕上げられている。圧巻は書屋の中心をなす約23坪の大書斎で、壁面全体に書棚が配置されている。書斎内の4本柱は独特で、民俗学徒や来客を迎えた場であったため「民俗学の土俵」と呼ばれていた。
交通案内JR飯田線飯田駅から徒歩10分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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