長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 町-指定-有形文化財 |
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内容 | 洋風建築 |
指定年月日 | 平成 27/01/27 |
時代区分 | 昭和時代 |
年代 | 1936年(昭和11)頃 |
作者 | |
所在地 | 北佐久郡軽井沢町軽井沢字深古屋1369-21 |
寸法・材質・形状 | 木造2階建、鉄板葺 |
概要解説 | 旧スイス公使館は深山荘として昭和11年(1936)頃に前田郷という別荘地に集合型貸別荘として建てられた。第二次世界大戦中は軽井沢に疎開していたスイス公使館に公館として使われた。各国在日公館が軽井沢に疎開したため、外務省は三笠ホテル(現重要文化財)に軽井沢出張所を設け、各国の大使・公使の窓口とした。スイス公使館は三笠ホテルの向かいに位置し各国外交団の中心的役割を担い、疎開生活の食料調達等の交渉にあたった。終戦後、軽井沢親善協会事務所として使われた後、大学の夏季寮として長年使用された。外国人により別荘地として見出され発展してきた軽井沢町が、戦争という局面においても外国人を受け入れてきたという歴史を物語る重要な建造物である。 |
交通案内 | JR軽井沢駅から北軽井沢方面行きバス三笠下車徒歩3分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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