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登録記念物

半田氏庭園 ハンダシテイエン 

指定区分・種別国-登録-登録記念物
内容登録(記念物)・名勝地
指定年月日平成 26/10/06
時代区分江戸時代
年代江戸時代
作者
所在地長野市松代町松代代官町1487-1
寸法・材質・形状面積2,358.79平方メートル
概要解説江戸時代に真田氏の城下町として発展した松代には、当時の計画的な街路・町割とともに、「カワ」「泉水路」「セギ」から成る一連の水系が良好に遺存し、城下町の生活と密接に関連して多様な役割を果たしてきた。そのうち、「今井氏庭園」「半田氏庭園」「宮澤氏庭園」は、神田川から取水された一つの「泉水路」により連続する一群の庭園で、日常的な「生活の庭」であり、極めて質素な意匠・形態に特質がある。「半田氏庭園」には、明治初期に養鯉池などがあったことが知られている。昭和38年(1963)以降に半田氏の所有となり、それ以降は大幅な庭園の改築はなかったとされる。主屋南側の庭園中央には園池があり、その南側の築山には三尊石が組まれている。一つの「泉水路」で繋がる庭園として松代の造園文化の発展に寄与した意義深い事例であり、造園文化に果たす役割は大きい。
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