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史跡

星ヶ塔黒曜石原産地遺跡 ホシガトウコクヨウセキゲンサンチイセキ 

指定区分・種別国-指定-史跡
内容生産施設
指定年月日平成 27/03/10
時代区分縄文時代
年代縄文時代
作者
所在地諏訪郡下諏訪町東俣10618-1
寸法・材質・形状
概要解説星ヶ塔黒曜石原産地遺跡は、国内で初めて縄文時代の黒曜石採掘坑が発見されるなど、考古学史上記念碑的な遺跡である。下諏訪町教育委員会が実施した分布調査及び試掘確認調査の結果、星ヶ塔山の東斜面一帯に193か所の黒曜石採掘坑が確認され、縄文時代人がきわめて大規模な採掘活動を長期間実施していたことが明らかにされた。また時期によって黒曜石の産状と掘削方法とが異なること等も判明している。さらに、採掘された黒曜石は、理化学的黒曜石産地推定分析により東北から関東、北陸、東海という極めて広域に供給されたことが明らかにされており、黒曜石を媒介とした地域間交流を知る上で、学術上非常に重要な遺跡である。
交通案内JR中央東線下諏訪駅から車で30分(見学の際は下諏訪町教委への連絡が必要です)

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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